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小説の「テーマ」とは?

次回お題。
ジャンルが「現代」、小道具が「制服」。
セリフが「許してもらわなくてもいい」。

・・・・・・ごめん。真っ先に、西山紅葉と西山桜を思いついた。



小説のテーマとは。

学校で小説を書いて合評やら先生から添削を受けると、大概「テーマを考えて書け」と言われます。

では、テーマとは何か。

小説において、テーマとは作者の主張だと先生は言いますが。

小説を書いた中で、「~~について書いた」と主張したところで、「何が伝えたかったか」→「テーマは何か」と突っ込んだ質問をされる事が多いのです。

じゃあ、一体小説って、何の為に書くのか。

・・・・・・ちょっと話が飛躍しすぎましたね。
要するに、伝える事を求められるのであれば、小説は「文体・物語を通じて、作者が読者に何かを伝える存在」という事になります。

が、これがどうしても上手くいかない。
悩みに悩んだ挙句(どれくらい悩んだかというと、本来なら自炊する予定だった夕食を吉野家に変える程度にです)、一つの結論を得ました。

テーマとは、「その小説で描いた事」であり。
「作者が伝えたい事」とは、また別なんじゃないかな、と。

だってそうでしょう? 古今のライトノベル、作者からのメッセージが込められた物など、半分にも満たないと思います。

例を挙げれば、「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」。
これは全体において「狂気」をテーマ(モチーフ)において、そこにサスペンステイストを上塗りしています。
じゃあ作者は、「人間が狂うとこうなる」という事を伝えたかったのか。
おそらくは違うでしょう。人間の狂気性と日常とのアンバランス、そして裏をかくサスペンスが、あの小説の醍醐味です。

巷で人気の「“文学少女”シリーズ」もそう。
各話ごとに人の心境と理想的でない日常、その中での主人公・井上心葉の心境の変化を描いている、という点では素晴らしい作品です。心情描写においては、これの横に並ぶライトノベルも稀有でしょう。
では、作者は何かを伝えていますか?
明確な答えが出てきません。強いていうなら「日常の脆さと儚さ」辺りでしょうか。

極論は「生徒会の一存シリーズ」。
これは伝えるも何も無い気がします。今のラノベの典型的なパターンでしょう。
テーマとしては「駄弁る」あるいは「放課後+生徒会というまったりした日常の中で、変化していく人的環境と精神」辺りですか?

とまあ、これらの挙げて来たライトノベル。
作者からのメッセージが顕著に伝わらない中、どれも「このライトノベルがすごい!」で上位にランクインしています。

となると。
あくまで私目線ですが、ラノベに対して、明確たる作者からのメッセージは必要じゃないのでは、と。

小説はあくまでエンターテイメントです。作者からの教訓ではない。
教訓に基づいた人物達の物語、という点では面白いかもしれませんが、それを強要する必要はあるのかと。

ただし、テーマが何も無い小説。これはこれで問題です。
なぜなら、パターンが急に変わる事があるから。少し前まで家族の事を描いていたと思ったら、次の瞬間に友情の事へとシフトチェンジした。
これでは、読者が何を見ればいいのか分からなくなってしまいます。

つまりのところ。
メッセージよりも、何について書いたか。
これこそが重視されるべきなんじゃないかなぁ、って。

その中で、面白い、あるいは切ないとかハッピーエンドを望むような物語、あるいは萌える人物や面白いキャラクターなど、それらが統合したものが「面白い小説」とくくられるのでは、と思います。

例えばライトノベル業界では「“文学少女”シリーズ」に肩を並べる(と、私が勝手に思っている)「とらドラ!」も、1巻からラストまでずーっと、主人公たちのちぐはぐな恋愛を描いて大人気になっています。

以前、同時期にアニメ化するということで雑誌で対決特集が組まれた相手、「とある魔術の禁書目録」についても、主人公の上条当麻が敵(巻によって違う)の想いと激突し、最終的に上条当麻が勝利する、という基本テイストがあります。その中で、それぞれの人物の心情描写を上手くやっていく、それがこのラノベではないでしょうか。
まあ、これについては「勧善懲悪」という主張がなくはないんですけどね・・・・・・。

とまあ、そんな訳で。

とりあえず、来週の授業の時に、これらの事をふまえた上で聞いてみます。
それでも「作者が何かを伝える事が必要だ」と返されたら、今度はラノベを深く読み込み、それを探してみる事にします。

・・・・・・ところで余談。

「デュラララ!!」のテーマって何。



追記よりコメント返事。
ちなみに月影さんは、風邪から復活した時に何かイケナイ薬でも飲んだのか。
なぜか、ツンデレ口調で返事をしています。
ある種のキャラ崩壊。それでもいいのでしたら、どうぞ。





<コメント返事>
菊桜
あ、お久しぶりです・・・・・・え? いやいや、待ってたとかそんなんじゃないですって。
何言ってるんですか、誰があなたなんか待つんですか。馬鹿ですか? 別に更新を心待ちにして毎日そちらのブログに行ったりしてないですよ?
風邪は・・・・・・ええ、大丈夫です。その、心配してくださって・・・・・・い、いえ、感謝なんてしてませんよ。勝手に勘違いしないでください、病人をいたわるのは人として当然じゃないですか! それに対して特別な感謝なんて・・・・・・し、してる訳が・・・・・・

あーもう! とにかくっ!
喉が痛くて鼻水が出るなら、私なんかの心配より自分の心配をしなさい!
それに、そっちこそ一刻も早く治してください―――いやいや、心配なんてしてませんから。違います、これはただ単なる社交辞令・・・・・・ええいそこ笑うな!

(なんか妙なキャラになった事、深くお詫び申し上げます)
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[ 2010/05/29 21:43 ] 学校生活(専門学校) | TB(0) | CM(0)

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