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ライトノベル感想『キノの旅16』


キノの旅 XVI the Beautiful World (電撃文庫)キノの旅 XVI the Beautiful World (電撃文庫)
(2012/10/10)
時雨沢恵一

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「ボクは昔、一生海を見ることなく過ごすのかと思っていたよ、エルメス」キノが感慨深げにそう言うと、エルメスと呼ばれたモトラドが、軽い口調で返す。「まあ、この世界に住む、ほとんどの人がそうじゃない?」「そうだね。城壁の外に出て行けばいいのにねえ。この世界の人間は、どうも“ひきこもり”がちだよ」「“この世界”ってことは……。エルメスは、別の世界を知ってるのかい?」「さあ? そんなのあるの?」「聞いたのはボクなんだが……。まあいいや。――」(「死人達の国」より)など全10話収録。


今月5冊目。





今巻は本当に好きかもしれない。


「死人達の国」
エグっ……。
よくあるゾンビものではありますが、真相はやはりシリーズっぽい感じ。それは幸せか否か、とかもうホント考えたくありません。エグくて。


「育てる国」
静の話。心なしかティーの発現量が増している気がします。おまえ昔は「み」としか言わなかったりだったろ!
「たぶん、えいがより、おもしろい」という一文に爆笑しつつも、それがこの話を象徴しているなぁと思います。


「飲酒運転の国」
師匠の話。本気で爆笑して本気でうまいと思いました。
ラストのやり取りは、想像できたとはいえ、思わず破顔しました。
「遠慮無く飲酒運転をする」というフレーズが結構好きです。


「血液型の国」
これはもう何年か前に出した方が良かったんじゃないかなー、と思わざる話。
「死人達の国」やあらすじにあった、この世界の人間はひきこもりがちということがよく分かる話です。
オチがかなり想像外でした。


「恋文の国・a」
今回のガチ話。
心に訴えかけるというよりは、謎解きがメインの話です。途中までは私も推理してみたんですが、あまりにも事象がこんがらがって途中で思考を放棄しました。
それでも、ラストの吐露は来るものがあります。


「恋文の国・b」(口絵イラストノベル)
意味が分かれば感動できるワンフレーズ。


フォトの日々「見えない真実」
フォトの日々「残されたもの」

1つ目の話について。
言葉通り「見えない真実」です。フォトは割といい加減というかアホの子なのですが、写真について語ったセリフは心に突き刺さりました。いつでも責任は道具になくて、全て人間によるものというのはよくある考えなのですが、それについてのセリフ回しとかが絶妙すぎて。
しかし個人的に気になるのは、キノや静に比べてかなり感情的なこの子が、やけに傍観的ポジションにいるというのが。まあ、それがキノワールドって感じですが。

2つ目の話について。
さすがに「遺されたもの」にしたらネタバレ全開になってしまいますかそうですか。
どちらかというとソウが活躍したというか、フォトの話に見せかけたソウの話だった気がするというか。相変わらずどこか灰色を思わせる話です。美しい。


あとがき
最早ツッコんだら負けなのでしょう。
でも今回のあとがき、私は大好きです。
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[ 2012/10/12 07:54 ] ライトノベル・小説 | TB(0) | CM(0)

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