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ライトノベル感想『俺の妹がこんなに可愛いわけがない11』


俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11) (電撃文庫)俺の妹がこんなに可愛いわけがない(11) (電撃文庫)
(2012/09/07)
伏見つかさ

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「あの頃のあたし───お、お兄ちゃんっ子だったの」
 引っ越し祝いパーティの場で交わされた“約束”を果たすため、田村家を訪れた俺と桐乃。話し合いは、やがてそれぞれの過去話になっていって……
「仕方ないことなんかなぁ、この世に一個だってねーんだよ!」「学校に行ったら負けだと思っている」「その謎のペットボトルは……まさか……おまえ禁断の行為を……!」
『凄いお兄ちゃん』なんて、最初からいなかったんだよ」「そんなことで、お兄ちゃんを嫌いになるわけないじゃん」

「だから。あたしは、あんたのことが嫌いになったんだよ」



今月5冊目。




期待していた内容とは随分違いましたが、相変わらずこのシリーズはあらゆる意味で完成されているなと思います。
後書きにもあるように、今までとは毛色が全く違う1冊でしたが、なんというか「平凡な主人公」という意味を考えさせられる1冊であり、今までのシリーズの、「ラストに向けて、取り除いておかなければならない」ところを全て解決したような話でした。

あとはラストに向けて、各々がどういう意志を持っているか、という描写とか。

ほとんどメインは京介の過去話ですが、なんというか、アレがこうなったというのは色々と感慨深いものがあります。
昔の京介は本当に「典型的なガキ」で、見ているとなんか若かりし頃のあれこれを思い出しそうになってぎゃーぎゃーって感じですが、それを乗り越えてしっかりと読むとなかなかに面白い。
そして過去の京介はとても凄い人だと思います。やろうと思ってもできる奴なんてそうそういないよ。

ただその“凄い”ということが、1つの悲劇を生み出してしまって今に至る……のですが。
この場合、悲劇が起きたことは良いことなのか。京介が叩きのめされた結果が今ならば、それは必要な過去なのでしょうか。
その辺、結構深いものがあります。

何はともあれ、11冊も続いたシリーズとして、もうありとあらゆる面を掘り下げ、掘り下げ続けた結果。
それが「俺妹」なんだと思います。
リアルで追いついたのは6巻の頃ですが、シリーズ読者として、非常に感慨深いものがあります。



さて、次で最後だ。何を見せてくれる?
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[ 2012/09/15 21:06 ] ライトノベル・小説 | TB(0) | CM(0)

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