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ノベライズ感想『STEINS;GATE 比翼連理のアンダーリン3』


STEINS;GATE‐シュタインズ・ゲート‐  比翼連理のアンダーリン(3) (富士見ドラゴンブック)STEINS;GATE‐シュタインズ・ゲート‐ 比翼連理のアンダーリン(3) (富士見ドラゴンブック)
(2012/08/18)
海羽 超史郎

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“彼女がタイムリープを続けるのは、過去を変えるためではない。

世界が、自分の復讐を邪魔する理由を確かめるためだ。



今月10冊目。


※ネタバレ注意!!






<「比翼恋理のダーリン」をやっていない人による、的中率0割3分(自称)の考察>
○大前提
「比翼連理のアンダーリン」の世界線は、2.615074か3.406288。
つまり、ドラマCD「暗黒次元のハイド」(世界線2.615074)か、ファンディスク「比翼恋理のダーリン」共通ルート→牧瀬紅莉栖ルート(世界線3.406288)で“揺れている”世界。

○大前提その2
「比翼恋理のダーリン」、つまり世界線3%の世界に分岐したのは8月5日。
α世界線(世界線0%の世界)から何らかの理由で分岐したのであれば、桐生萌郁がDメールを送る→漆原るかがDメールを送る間に世界が分岐した=Dメールを送ったのは桐生萌郁だけ。
……の、はず。


○世界線矛盾に関する説明
この3巻でやった内容、ちょいと調べるだけで「比翼恋理のダーリン」の椎名まゆりルートだということが分かる。
が、椎名まゆりルートの世界線は3.130238。
対して今回の世界線は3.406288。矛盾しているように思える……が。

体裁的には「椎名まゆりルートで終了」ではなく「椎名まゆりルートを通った」だけなので、あくまで共通ルートであると解釈できる。


○天王寺綯は何なの?
私が知りてえよ。

推測するなら、世界線2.615074、つまり岡部倫太郎がラウンダーだった世界で、

岡部倫太郎がラウンダーに加入後、天王寺裕吾が死亡
(2巻の終盤がその1つの形)

天王寺裕吾の娘・天王寺綯の身元が岡部倫太郎に預けられる
(2巻の終盤が以下略)

しばらく2人は共に行動していた……が、“唐突”に岡部倫太郎が裏切る
(3巻11ページ~。正確な時期は不明)

天王寺綯が“1度目のタイムリープ”を行う

天王寺綯、数十回~数百回に渡り、タイムリープを繰り返しながら数多の岡部倫太郎を殺害する
(3巻335ページ)

“いくら殺そうと、復讐しようと、タイムリープすれば男はその時代に生きている”(3巻336ページより)、つまり何度殺そうと岡部倫太郎を殺害できないことに、行動原理を見逃す≒精神的に壊れていく

その世界、つまり5889回目の岡部倫太郎が、タイムリープをできなくなる
(本編中で語られていた「タイムリープに失敗した成れの果て」と思われる)

天王寺綯、タイムリープマシンを破壊=タイムリープを終了。おそらくは岡部倫太郎を殺害なり拷問なりして行動終了

……か?

気になるのは、最初にタイムリープをした時点での世界線は2.615074。しかし岡部倫太郎が5889回目のタイムリープに“失敗した”世界線がどこなのかが推測がつかない。
考えられるのは以下の2つ。

1.世界線2%の世界
天王寺綯を「片腕」と称している点から。
ただし別の世界の記憶が権限した(=「比翼連理のダーリン」で度々発生した記憶権限)というだけかもしれないし、最初から2%の世界なら“人形”が存在できない筈。もっとも、あの人形が何なのかは結局明言されていないが……(私は勝手に「椎名まゆり製作のあれ」だと思っているが、3巻を読むことでなんかおかしいことに気付いた)。

2.世界線0%の世界。厳密に言えば桐生萌郁以前のDメールを全て上塗りした世界
ラウンダーの襲撃が発生している&タイムリープに失敗した(=タイムリープをしようとした)という点から。
だが、だとしたらタイムリープしか繰り返していない天王寺綯はいつの間に世界線を飛び越えたのか、という話になる。タイムリープはあくまで実行している人間主観でしか考察できないため、彼女がタイムリープを繰り返している間、他の人間の行動は全く変わらない筈(Dメールを使用・削除すれば話は別だがそんな描写は全くない)。

……と言いたいところなのだが、「比翼連理のアンダーリン」自体、多くの人間が同時期にタイムリープを行なっているため、前提もズレている。
「比翼連理のアンダーリン」は2%or3%なので、世界線2%として考えるべきなのかもしれないが……。


○『円環連鎖のウロボロス』2巻、世界線0.571046(桐生萌郁のDメールを打ち消す世界)での椎名まゆりは何?
「比翼連理のアンダーリン」→「円環連鎖のウロボロス」と繋げるのなら、3巻での記憶が微細なリーディングシュタイナーとして蘇り、“オカリンとクリスちゃんをくっつけようとする”こどが行動目的となった&タイムリープしていたことを思い出した?
いっぱいタイムリープをした、というのは0%の世界ではなく、2%or3%の世界だったのではないだろうか?


○どうして世界線3%の世界が世界線2%の世界に分岐する可能性がある?
おそらく世界線3%の世界=「比翼恋理のダーリン」の世界に、

・“過去、漆原るかの母親がDメールを受け取り、SERNの人間に見せた”
・“2000年クラッシュが発生していない”


という過去が混在しているからだと思われる。
(この2つの過去は“世界線決定の大前提”ではあるが、“それに引き続くイベントが発生していないために大した要素となっていない”かもしれないため、あくまで仮定だが)

その上で、

・何事もなく「比翼恋理のダーリン」として話が進む→3%の世界
・天王寺裕吾が死亡し、天王寺綯が岡部倫太郎の元に預けられ、同時に椎名まゆりが何らかの形で死亡する→2%の世界(2巻終盤)

に分岐するのでは?
そして2%の世界と決定的に異なるのが「ラボメンが岡部倫太郎の味方」ということで、2%の世界=彼らにとってのバッドエンドに繋がるのを阻止するため、ラボメンがタイムリープし岡部倫太郎を導いていた(岡部倫太郎のリーディング・シュタイナーは破損しているため記憶継承ができない)。




<簡単なまとめ>
・本質的には「なんとかして2%の世界を回避する物語(ただし主人公以外が)」。
・あとタイムリープマシンに欠陥があったか、たまたま失敗したかなんかで、オカリンのリーディング・シュタイナーがぶっ壊れちゃいましたてへっ☆ っていう独自の設定つき。
・要所要所で入る天王寺綯の独白シーンは、2%世界の末路? 2%世界に行くのを止められなかったらこうなるよ、という形。彼女が幸せだったかどうかは……さてどうなのだろうか?





以下感想で。

個人的には綯ちゃんルートが欲しかったなぁ……と思わなくもありませんが、2%の世界で2人がイチャイチャしていたのだと想像して終わりにしましょう。いやあの世界のオカリンがそんなことするとはとても思えねえけど、ほら、そういう状況での恋愛ってのも面白いでしょ?
……いやあの2人の恋愛関係ってのがこれっぽっちも想像できないのだけれど。
だからこそ期待してしまうんですよねぇ。

まあ2巻ラストでたっぷり混乱させられ、こっからどうなるのかと思えばまさかの今回最終巻。もちろん全部すっきりという訳にもいかず、足りない知識と腐った思考能力でなんとか自分なりの結論を出してみました。
終わってみればビフォアストーリーだったという、なんとも言えない何か。
……そういえばオカリンのリーディング・シュタイナーは直ったのかな? まあ直ったということにしておきましょう、そうでもしないとホントに辻褄が合わなくなる。

道中、普通にラブコメしてる辺りは楽しかったですが、やはり濃厚な伏線だらけの状態だったので、素直にニヤニヤできたかと聞かれたらちょっと微妙なところ。ただプールのシーンでのまゆりとか、その後の2人の濃厚なラブコメとかは楽しめましたし感動もできました。
強いていうなら、ラストの盛り上がりのあたりまで、ある程度の真相は教えていてほしかったなぁ……。頭に何も引っかからないまま読んでたら、たぶんボロ泣きしてたのに。

そんな惜しいところもありましたが、終わってみればなんだかんだいって楽しめるシリーズでした。
続編? のロボノも期待して……いいんですよね?
著者は変わるっぽいので続編と呼ぶのは違うかもしれませんけどねー。
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[ 2012/08/20 23:09 ] ライトノベル・小説 | TB(0) | CM(0)

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