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ライトノベル感想『らぶなどーる!2』


らぶなどーる! (2) (電撃文庫)らぶなどーる! (2) (電撃文庫)
(2012/08/10)
上月司

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モデルだけど留年しちゃった生徒会長・セリスの発案による“着ぐるみ”での学園奉仕。その中の人である虎太郎の女子寮での居候生活も、早一ヶ月が経とうとしていた。着ぐるみ『ラブらん』のおかげで、綺麗だけどなぜか“ぼっち”なクラスメイト・雛姫とも交流を深めることができた虎太郎。そしていよいよ、彼女とデートをすることに! 『ラブらん』のライバル(!?)である着ぐるみ少女も登場し、波乱だらけのラブコメ第二弾!

今月6冊目。






人を好き、という感情について、恋愛感情と友情感情と家族感情その他もろもろ、まあ色々な種類はありますが、これらはどれもはっきりと定義されていません。まあ家族感情は「実際に家族だから」という物理設定があるかもしれませんが、だとしても「家族みたいな関係」という言葉もありますし、人の距離感というのは非常に難しいものがあります。

特に恋愛感情と友情感情の境目は分かりにくく、青春時代を送った人なら誰もがこの2つの違いについて悩んだことがあるでしょう。かくいう私も(恋愛経験なんて完全に皆無ですが)事あるごとに悩んだりして、結局「家族みたいな関係の人達」という逃げ道を作ってしまったりする(無論、作中の話です)のですが。

はっきりとした定義はないでしょうけど、それぞれの答えというか、「自分はこう思う」っていうのはあると思います。
このラノベは、そこが1番のキーポイントでしょう。
同じ「好き」でも、どういう意味で好きか。それに悩むのを見るのは、なかなかに楽しいものがあります。
はっちゃけすぎていない分、ラノベのラブコメとはこうあるべき、という1つの形ではないでしょうか。

というか、多分前巻でも書きましたが、この人のラブコメはほんっとに面白い。行き過ぎないギャグと深刻過ぎないシリアスは、悪く言ってしまえば中途半端なのですが、良く言えば「人間らしい」んです。ホント。
だから、なんか安心して読むことができます。



内容について。

内容は前半の「虎太郎と雛姫のデート?」と、後半の「着ぐるみバトル」に大別されます。どちらかというと前半の方がウェイト大きめです。
あとがきにもありますが、雛姫のキャラが徐々におかしな方向へと向かっています。地雷原だらけです。雛姫は地雷原可愛い。

他のラノベと同じ、「1巻はヒロインAの、2巻はヒロインBの話」という形態ではあるのですが、やっぱりメインは雛姫です。なんというか、“1巻の内容を発展させた上で、別の問題を絡め、人間関係に迷いを生じされる”って感じです。
青春物語としてとっても読みやすくて面白い。
文章も、軽快なテンポと共に浮き沈みする会話が心地よく、まさしくラノベのラブコメ! って感じでした。

個人的には相羽空さんが相変わらず好きです。名前とか気にしません、ええ、気にしませんともキリがない。
幼馴染ポジションのヒロインには色々な役割が存在すると思いますが、このラノベでは「変わらない人」って感じでしょう。虎太郎の、雛姫に対する態度と空に対する態度のはっきりとした違いなんか、見ていてすごく面白いです。ベッドのシーンとか。

前巻のクライマックスにあった、ちょっと無理矢理な展開もなく、また相変わらず着ぐるみという要素を上手く使っている、「面白い!」と言えるラノベです。




強いていうなら、雛姫の現在の環境で「友達が皆無」と言いはるのはまだ違和感が……。
友達に関する話題がことごとく地雷原、というところで、折り合いはついているというか、「彼女には友達がいない」ということが肌で実感できるので、別に問題はないのですが。
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[ 2012/08/12 00:17 ] ライトノベル・小説 | TB(0) | CM(0)

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