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ライトノベル感想『ベン・トー9』


ベン・トー 9 おかずたっぷり! 具だくさん! 香り豊かな欧風カレー弁当すぺしゃる305円 (ベン・トーシリーズ)ベン・トー 9 おかずたっぷり! 具だくさん! 香り豊かな欧風カレー弁当すぺしゃる305円 (ベン・トーシリーズ)
(2012/06/22)
アサウラ

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半額弁当争奪バトルに青春を賭けるHP同好会は正月明け、冬の合宿へ向かう。槍水仙の愛妹・茉莉花も同行し、佐藤の心は密かに踊る。しかしその合宿地では元HP部の<大厄の闘牛士(マタドール)>と呼ばれる狼が待ち受けていた。彼は槍水と深い因縁があるのだと言うのだが…。さらに佐藤たちは<ギリー・ドゥー>こと禊萩真希乃とも再会を果たし、田舎のスーパーは激闘の最前線と化す! そんな中、茉莉花と佐藤がゲレンデでアクシデントに遭ってしまい、そして…!?
雪山に響く狼たちの咆哮! 香辛料が青春にピリッと効く、庶民派シリアスギャグアクション、第9巻!!



今月6冊目。





<第1章:東北のカナリア>
白粉ちょっと自重しようか。(何度目になるか分からない諦めの言葉)

というか今回は……いや今回も、相変わらず佐藤君が大暴走しています。良くも悪くもぶっ飛んで変態化しています。いえ、思春期の男子ならこれくらい普通なのでしょうか。こんな普通は嫌だ。
ただこの変態っぷりが突き抜けていて、清々しいものさえ感じます。
読んでいて気持ちよくなる変態ってどういうことなのでしょうか……。

そして相変わらずの戦闘描写と、空きっ腹には厳しい食事シーン。
モモンガの如く飛び回っていた白粉さんは一体……? そろそろ彼女にも二つ名がつく、ということでしょうか。もしそうなら、特徴的な戦いがあった方がいいですしね。佐藤はまあアレですし。
あとごめんなさい。エコバックは正直、初見で噴きました。

途中途中、読んでいると佐藤にとって良いシチュエーション(欲望を発散する的な意味で)が入ったりするのですが、それを見る度に「……ああ」と彼を哀れんでしまいます。この辺、シリーズ読者なら同じ思いを抱くのではないでしょうか。
彼の欲望が発散される日はいつのことか(発散されたらエライことになるんですが)。

……と、思っていたのですが。


<2章:腰巾着>

……! ……? ?? !? !!?

(例のシーンを読んだ時の私)

え……え? え? と目が丸くなりつつ終始ニヤニヤしていた自分、気持ち悪い。

まあ例のシーンはアレですな。ただでさえ高い描写力が全力を出したらこうなるんですな。あれに萌えた方々、相手の年齢を1度だけ思い起こしてみてください。「構わん!」と言う方にこの言葉を差し上げます。このロリコンめ!

当然私はロリコンではありませんし、ロリコンではないので(大切なことなので2度言った)、2人のやり取りにニヤニヤするだけで終わりました。東京都からの刺客という発想とか、例によって出てきた封印されたなんとか君の叫びとかに大爆笑しました。

あとはさり気なく何巻だろうと佐藤君の障害となる白梅さん。まさか今回も出てくるとは思いませんでした……いや、ある程度、予想はしていましたけども。佐藤君の暴走=白梅さんフラグ、でもありますし。
そして今回も彼女は妙に可愛かったです。いや違う、マゾヒストって訳じゃありませんから。
あの2人って案外いいペアじゃないでしょうか。

それとこの時、茉莉花が出てきたことは実は重要な伏線になってたりします。気付かなかった方は当該シーンを再読し、ラストを読みなおしてみてください。彼女ならではの行動に頬が緩むことでしょう。……いや私はロリコンじゃねえけど。

某赤い人には大爆笑しました。ちょっとだけ心が震えたのは秘密。


<3章:大厄の闘牛士>
佐藤……かっけぇ……。

なんというか、彼は自分の欲望に色々と正直なんですよね。それが輝きを伴っています。そういう意味では、前巻にて新しい二つ名がついたのは、彼にとって“明確に分かる”1つの成長ではないかと思います。今回のカラー口絵もそう。つかここまで主人公をやっている主人公は男女問わず燃えさせてくれるものでしょう。かくいう私も途中からページを捲る手が止まりませんでした。

1人だけスーパーに残って先輩のために戦う――つまり「自分の憧れの人のために1人で(厳密には協力者がいますが)戦う」というのは、男の子なら誰もが夢見るシチュエーションではないでしょうか。
つまり真希乃が言うように、彼はいい意味で「男の子」なんです。

そしてそんな彼に惹かれる人が多いのも分かります。……ただしこのシリーズに過度な恋愛要素は期待できない、というかねじ込むだけ野暮な気がしますが。萌えがあってもやはり真髄は燃えです。ファイアーです。この調子で突っ走ってもらいたいものです。
日常シーンの変態思考も充分に許せます。というかそれがあってこその佐藤ではないでしょうか。




(総評)
白粉さんは自重してください。

相変わらず「シリーズの続編」として出てきた9巻。狼の設定に関する突っ込んだ話や、HP同好会に何が起きたのかという、メインキャラクターに関わる核心もちょいちょい姿を見せ始めつつ、順調に佐藤君は思春期の男子として輝き、周りの女の子たちは可愛いという話でした。

全体的な話としては8巻と雰囲気が似ている……というより、「槍水仙のために獅子奮迅の活躍をする佐藤」という基本スタンスは変わっていないので、なかなか全体の話が進まないことがもどかしい反面、シリーズとしてのエンタメ要素がちゃんと凝縮されている、良い意味で安定感のある1冊だと思います。

読んでてよかったシリーズ。今回も、とっても楽しかったです。
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[ 2012/06/23 21:41 ] ライトノベル・小説 | TB(0) | CM(0)

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