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ライトノベル感想『“朧月夜”ヒカルが地球にいたころ……4』


“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4) (ファミ通文庫)“朧月夜” ヒカルが地球にいたころ……(4) (ファミ通文庫)
(2012/04/28)
野村美月

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突然葵から「彼氏になってください」と頼まれてしまった是光。
そのせいで帆夏ともギクシャクしているところに、さらに”ヒカルの愛人”を名乗る少女、月夜子が現れる。
「わたしがヒカルの大事な花を散らさないように、見張っていてくれる?」
という言葉に、是光は、彼女の主催する日舞研に仮入部するが……。
次々とむしり散らされる学園の花。
やがて、葵の身にも危険が迫る。
謎めいた言動をする月夜子の本意は? 
そして彼女が恐れる”蜘蛛”とは――?



今月1冊目。ようやく追いついた。




よくもまあ……ここまで美しく、汚い人間を描けるものだと。

前作『“文学少女”シリーズ』、そして今作『“ヒカル”シリーズ』と、人の美しさや醜さを綺麗に書き上げていることで定評のあるシリーズですが、今回は特に“醜さ”が前面に出ていました。
どういうことなのかは敵役を見れば一目瞭然です。気持ち悪いというレベルを遥かに超えています。精神的な意味で。
ただの×××者ってだけで敬遠する人はこれを読んでみてください。“それの気持ち悪さ”がよくよく分かります。

……とはいえ、私は“それ”を否定することはないんですけどね。
“それ”を題材にした美しい物語だって、探せばあると思いますし。
もっとも、趣味からは外れているので探そうとは思いませんけど。

話を戻します。シリーズ物として成立しつつある4巻、ということで、今までのキャラによる話も豊富。今更ながら夕雨がフェードアウトしたのは正解だったかもしれません。キリがない。
あとは今回の巻末小話になっている彼女とか。
しかし巻末の最後の一文。相変わらず読者の不安を煽ることに定評がありますねこのシリーズって!

読者の不安を――といえば、毎回毎回、ラストが「うわこれ次回が怖ぇ……」となるのは前作からのお決まりですが、今回はまだ引きが弱い方だったと思います。
なんだかんだ言って、前巻の強烈なオチも割と大人しく収束していますし。
あるいは可哀想というべきか。
その分、今回のヒロインがあらゆる意味で斜め上なのですが。

ちなみに「年上キャラ」(あるいはお姉さんキャラ、もしくは“姉”という一言だけ)+「蜘蛛」で“姉様”という単語が連想できる方は今すぐ私と握手してください。ええ、連想しましたとも。ええ。

話を再び戻します。
ともあれ、美しくありながらところどころラブコメ要素が顔を出し、パターン化した展開も描写とキャラクターで補っています。
キャラクターの成長も著しい。1巻の女嫌いな是光は一体どこへ。帆夏と触れ合いながら成長し続けています。
195ページのやりとりを私がどれだけニヤニヤし胸の内を暖かくしたか。
もうお前ら結婚しちまえよ! なんて心の中で叫んだの、いつ以来だろ。




……と、割としっちゃめっちゃかというか、思ったことをがしがし書いているだけで、筋道すら立っていない意味不明な感想かもしれませんが、今回はこれくらいで。
ちょっと感情的に感想を書きたかったのですよ。




余談。帆夏から琴吹さんっぽい雰囲気がするのはどういうことでしょうか……?
今回、前作の文学少女にあたる人がいない(葵はちょっと違うでしょう)のがまだ救いがある、のか?
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[ 2012/05/01 05:18 ] ライトノベル・小説 | TB(0) | CM(0)

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