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一般小説読了『レインツリーの国』

感想と銘打っていますが、ちょっと本の内容とは関係のないことを語ります。

私にとって一般小説とは、「手に取りやすい小説」です。
というのも、例えばライトノベルだと、大半の物が“シリーズ作品”です。ベストセラーであるなら尚更。
それはそれで、例えば先日感想(になってないもの)を掲載した『俺の妹がこんなに可愛いわけがない10』のように、「シリーズ物だからこそできる描写・表現」が生まれたり、「面白い物語がいつまでも続く」楽しさがあるのですが、反面、巻数の多さから、時間・金銭・収納スペースなど、様々な問題が生じます。

読んだ本がシリーズ物であれば、全部をいっぺんに読むタイプである私にとって、ベストセラーのライトノベルは些か手の出しにくい代物であることがあります。

それに対し、一般小説は大半が1冊で完結。確かに続き物を期待することはできませんが、読み切って片付けることができます。

そういう意味では、ライトノベルと一般小説の認識が反転しているのかもしれません。
気軽に手に取りやすいのが一般小説。
時間とかの覚悟がいるけど、ハマったらしばらく楽しみ続けることができるライトノベル。



さて。感想です。


<読了>
『レインツリーの国』
著者:有川浩
レーベル:新潮文庫

今月10冊目。
財布を見たら図書カードが残っていたので、なんとなく手に取ってみた1冊。
あらすじよりも、作者買いしたような感覚が残っています。

久しぶりに感情全開で読んだ1冊でした。
私は小説を読む時、感情よりも理性が働くタイプだと自負しています。例えば感銘を受けた時、余韻に浸るよりも「どうして今、自分は感銘を受けたのだろう」と分析に移るようにしています。

ですがこの本は、ほとんど感情だけで読んだように思えます。

とりあえず前半で引きこまれました。なんというか、あくまで物語ですし私は自分を良く言うのが殺したいほど嫌なんですが――それを承知の上で、私でも十分に有り得るような展開っていうのが。うん。
ネットでしか繋がっていないとか、自分と同じ感覚(それもマイナー分野に対して)の人間に惹かれるとか、本当によく分かりました。

2人が実際に会ってからは、ヒロインが抱える問題の話が中心となりますが、この辺もほとんど感情爆発。
第3章では久しぶりに、人に全力で腹が立ちましたが、今となってはそれも1つのスパイスだと思います。
そして最近、ほのぼのとした話を中心として読む傾向にある私としては、2人がぶつかり合う様子が少し斬新に見えました。

同時に惹かれたのは、恋愛という存在をかなり深く掘り下げていること。
障害のある恋愛、なんて書くと安っぽく聞こえますが、「好きになってもらう努力をする」という観点が、おおっ、と思いました。
深く語るとネタバレになりますが、これは読んでいただけるとどういうことなのか分かると思います。

「感情がゆらゆら揺れる話」。
水面を見つめる気分で手に取る1冊、とでも言ってみましょうか。
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[ 2012/04/20 21:10 ] ライトノベル・小説 | TB(0) | CM(0)

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