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映画「名探偵コナン 11人目のストライカー」感想

「劇場版名探偵コナン 11人目のストライカー」を昨日、見に行きました。
以下感想。1度では固有名詞が覚えられなかったので曖昧な内容になりますが、一応、ネタバレ注意。






内容がどうこう言う前にまず主題歌が最高すぎます。


ハルウタ(いきものがかり)



さて。私は何かと順位をつけるのが好きです――例えばコナンの映画なら1番好きなのは「迷宮の十字路」です――が、今回はなんというか、“評定不可”って感じでした。
良くも悪くも、コナンらしくない内容かなぁ、と。

ひとまず“良いところ”から述べてみます。

灰原さんがまずいい。ちょうど映画上映直前、アニメではデジタルリマスター版「迷宮のフーリガン」(原作34巻。電車の中でフーリガン(サポーター)が殺害される話)を放送していましたが、この時の内容を覚えておくと前半で幸せな気分になれます。そういう意味であれを放送したのか、と。

その他、今回はサポートどころかちょいちょいの登場な彼女でしたが、1つ1つの表情の変化が面白く、斬新で素敵でした。
自分が応援しているサッカーチームが試合で劣勢になった時、一瞬だけとはいえ悔しそうな顔になったり、博士に八つ当たりしたりする様子が、今までにあったでしょうか。
普段クールだからこそ、小さな動作が目に焼き付きました。

あとラスト。いいところを持って行きすぎです彼女。心中で「灰原さああああああん!」と叫びました。アホな私炸裂です。

同じく“表情の変化”、転じて“人間らしさ”のことになりますが、今回、話が話だけに、やたらとコナンがいきいきとしてました。

特に中盤のサッカーのシーン。今回初登場(今回限りのかな?)の挿入歌が流れる中、今までのように“白々しい演技”ではない、心の底から楽しそうなコナンを見て思わず涙した私がいます。
境遇が境遇だけに、素直に楽しむ機会なんてほとんどないコナン。そんな彼が、好きなサッカーを楽しそうにやるシーンは、本当にぐっとくる物がありました。

しかもそのシーンで手渡される“とある物”が、ラストの犯人との対峙シーンで使われたり、前半のサッカー教室がラストシーンに用いられたりと、今回、伏線の数こそ少なかったですが、こういう地味ながらしっかりとした構成が素晴らしかったです。

良かったところといえば……まあモチーフがモチーフですからある意味当たり前ですけど、サッカーのシーンの気合の入りよう。作画、躍動感、音楽、展開。そういうのもですが、何より後半の爆弾解除に関するところ。
あの新人君……名前何でしたっけ。大阪弁で喋る新人選手が滅茶苦茶カッコ良かった。





そういう訳で良いところもたくさんあった内容でしたが、同時にちょっと引っかかるところもありました。

まず音楽。今回も「キミがいれば」はありませんでした。……まあ中盤のサッカーシーンで違う挿入歌が流れたから、それで折り合いがついているのかもしれませんけども。

メインテーマはラストシーン。もちろんアレンジで、聴いた限りでは類似作品はないと思います。
前作ほどとは言いませんが、せめて前半、スタジアムで爆弾を探すシーンでは使ってほしかった。

構成について。今回も例によって嘘予告です。……というか今回の嘘予告は酷い。今までの中で1番酷かったというか、もはや別物だった「迷宮の十字路」どころではありません。
しかも今回は嘘予告に悪意が見えます。いかにもクライマックスです、って感じのシーンが前半で全部消化されます。

そのため、なんというか“前半で盛り上がりが全部終わった”という感じがしてしまいました。
以後の展開は12作目「戦慄の楽譜」のように、どちらかというと“盛り上がり”よりも“繊細な部分”が作りこまれた、心は惹かれますが派手さが薄くなった内容となっています。

そういう意味では、今回は映画ではなくアニメとして見たかったかもしれません。
……もっとも、前半のスタジアムの爆弾シーンは、まさしく映画ならではのド迫力だったんですけどね。

キャラクターについて。この際、棒読みなサッカー選手には目を瞑りましょう。強いて言うならシリアスシーンで出てくるのはホント勘弁してください。
ミヤネ屋についても突っ込みはやめておきます。なんだったんだアレ? 思わず大爆笑しました。
口を出したいのはメインキャラクター。マンネリ化を防ぐという意味では良かったかもしれませんが、今回、何かとヒロインになりがちな毛利蘭が完全に置いてけぼりです。
一応、ラストでは“爆弾を止めないと彼女の命が危ない”という状況ですが、それよりも別の部分――例えば犯人の心情とか、少年探偵団とかが強調されたため、危機感がイマイチ薄かったように思えます。

何よりも今回、コナンの行動動機が「蘭のため」ではなく「大勢の人のため」なので、いつもとは違う感覚がありました。ここが今回、コナンっぽくない(作品的にもキャラクター的にも)と思う所以ではないでしょうか。

それはそれで心に来ますし、ミステリーアニメとしては正しいあり方ではあるのですが、今までのコナンが“いかに大きな事件でも、基本的には個人のため(大半が蘭のため)に行動している”ので、ちょっとズレを感じました。





良さ悪さはこれくらいでしょうか。

総評としては、

・順位をつけるにも、今までのシリーズと同一視できない=良く言えば斬新、悪く言えば別物
・劇場版としてではなく、アニメ版として見たかった(前半のアクションシーンは別)
・主題歌最高

ってところでしょうか。

損をした、とは思いませんし、もし機会があるならもう1度見たいとも思いますが、どことなく“なんか違う”という感覚が付き纏って離れない1作だったと思います。




ちなみに来年は「船」。……それもう3回目だろ!
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[ 2012/04/18 23:48 ] アニメ感想 | TB(0) | CM(0)

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