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『Steins・Gate』読破

<読了>
『Steins・Gate 比翼恋理のアンダーリン1』
『Steins・Gate 円環連鎖のウロボロス』
『Steins・Gate 円環連鎖のウロボロス2』


著者:海羽超史郎
レーベル:富士見DRAGONBOOK(?)

今月15・16・17冊目。感想は追記より。今更ですがネタバレ注意。





ゲームに手を出す余裕はありませんでした。
アニメはそのうち見ていきたいと思います。
が、

……6時間ぶっ続けでページを捲り続けた後にこれからのことを考えるのはちょっと辛いよ……。



はい。「Steins・Gate(シュタインズ・ゲート)」小説版。いつかは知っておこうと思った作品。
名作だとか、記憶をなくしてもう1度(ゲームを)プレイしたいという好評のようですが、
そりゃそうだ。
そりゃ人気出るわこの作品。

とりあえずタイムリープだの世界線だのパラレルワールドって時点で大歓喜。色々な意味で濃いキャラたちのお陰で前半はさっぱり退屈せずに済みましたし、逆に“あの話”以降、岡部倫太郎が延々と苦しむ辺りは下手にキャラが介入しなくてすっきりと読めました。
その上でDメールの過程で1人1人にスポットを当てながら進めていく、というのが。
ギャルゲー手法でありながら、小説としてもしっかり収まっていると思います。

まあ考察ページやらを見ていると、どうやら小説版ではカットされたところも多いみたいですが……断じてゲームをプレイしようという気にはなりません。
いやね、

こいつ前半はSFとホラーの混合だからね!

ハッキングしていくシーンと、Dメールにて変わる環境。「お前を見ているぞ」のメールに、いかにもこの後何か起こりますという1巻ラストの雰囲気(岡部倫太郎がタイムリープを始める直前のアレです)とか、例の手紙とか、いやもうマジで勘弁してください! 無理! ホラー無理! 幽霊的な意味だけじゃなくて人間的な、何が起こるか分からないというホラーマジ無理!

ということで小説で手を引かせてください。

それに、小説でも随分と楽しめました――α世界線とβ世界線の(岡部倫太郎にとっての)問題は最初の段階で提示されていたので、「地獄を抜けた先には地獄が待っている」という状況にハラハラしました。その上で彼が苦しみぬくのはもうなんというか、マジやめてあげてください、っていうのと、どうやったら解決するんだこれ、というハラハラ心が燃え上がりました。
とはいえ、最初の最初、ラジ館に落下してきた人工衛星らしきものに関する伏線が回収されていないのを思い出すと、少しだけページをめくる手が楽になりましたが。

伏線といえば――この作品、伏線と回収が上手すぎます。

Dメールを送る→Dメールを取り消す、というサイクルを組んでいる以上、送った時と取り消した時の要素が噛み合っていないと話が矛盾するのですが、この時の伏線回収が上手い。メールを送った時の状況を何一つ無駄にしていないというのが。
特に桐生萌郁の件。どうして彼女がメールを送ったら環境が激変したのか、というのは「なるほど……」と感心しました。

ただ桐生萌郁のメールを取り消す際の世界線、あれは一体何だったんだ……? まあ後日、適当に考察してみましょう。

あとは要所要所の盛り上がりか。2巻に入ってから基本的に盛り上がりっぱなしだったのですが、それでも盛り上げるところはしっかりと浮き彫りになっていました。おそらく創作者も「ここが泣かせどころ」というのは意識していたのでしょう。他と雰囲気が全く異なりました。

感想をまとめれば――

前半は濃いキャラで楽しめ、後半は岡部倫太郎の迷走と苦悩、そしてここからどう解決していくのかというハラハラ感で楽しめた、全くもって無駄のない物語だったな、と思います。

そりゃまあ、名作って言われるわ。神作って言われるわ。
今月は“当たり”の物語にたくさん出会えて嬉しいです。
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[ 2012/01/22 17:30 ] ライトノベル・小説 | TB(0) | CM(0)

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