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ライトノベル読了『刀語第五話 賊刀・鎧』

<読了>
『刀語第五話 賊刀・鎧』
著者:西尾維新
レーベル:講談社BOX

今月5冊目。

「もうそれ刀じゃねえだろ……」とタイトルを見て突っ込みましたが、中身を見てびっくり。なるほど、確かにこういう鎧なら、見方を変えれば刀ですね。

さて。ここまでキャラ作りと世界観固定のためゆっくりのろのろ進んでいたシリーズ。ようやく少し動いた気がします。
といっても、鑢七花に芽生えた感情、そして“本当に惚れるとはどういうことなのか”、あるいは惚れたという感情を掘り下げるという、それこそ普通のラノベなら最初にやっているようなことをようやく行われたということ。
あとはラストのアレですね。
ラストのアレは次巻への溜めということで、第六話を読んだ時に語るとして。

恋愛感情がない人間が恋愛感情を剥き出しにする、というのはよくあることですが、そして恋愛感情が覚醒するのは「相手が誰かに奪われそうになった時」と相場で決まっています。故に、ただ王道をなぞっただけではあるのですが、それでもこの話には燃えました。やはり王道は面白いということを再認させられたというか。
そもそもこのシリーズ、よくよく考えてみれば、王道をなぞりつつ訳の分からない要素を入れていくという物ですから、ストーリーを分解してみれば、どこかで見たことのある物になるのは当然と言えます。
それが、ここまで面白いものに成り代わるのですから、さすが西尾維新さん。

しかし疑問なのは――王道をなぞるのは別にいいんですが、これが3巻に対して完全にアンチな点。
作中時間として2ヶ月進んでいるので、まあいいんでしょうけど、少しびっくりしました。4巻が4巻ですから、急に世界観と、鑢七花のキャラクターがひっくり返った気がします。
……いやまあ、正確には「3巻と5巻で、別の面が出た」と言うべきかもしれませんが。
鑢七花が奇策士とがめに惚れているのは、いかなる形であろうと、1巻から続くもので、3巻でそれが覆った訳でもないのですから。

それでも3巻で出てきた「鑢七花の“人間ではないような”性質」と、この巻での「人間感情を剥き出しにした鑢七花」の対比。
違和感というか、3巻は何だったんだと思いはしましたが、逆に、このひっくり返し方は面白いなと感じました。
5巻冒頭の、以前よりなんか仲良くなってる2人とか、ページが進むにつれ少しずつ芽生えてくる鑢七花の「変な感覚」とか、伏線はしっかりあるのですから。
そっちに傾いたか、と思いました。

あとは否定姫やら鑢七花の秘密やら、シリーズの根幹に関わることが少しずつ出てきて、さてここからどうなるのかと思いつつ。
ターニングポイントになるであろう、そして勝手に期待したところ見事に裏切られるのはいつものことな、7巻を楽しみにしつつ。
また次の話を手に取ることにしましょう。




さて、感想やら何やらをもう少し。

「ちぇりおー」をちゃんと回収したことに、ある意味びっくりしました。とがめが可愛いと初めて……ではないかもしれませんが、久しぶりにはっきりと思いました。
「わたしの個性っていったいなんじゃああああああ!」に大爆笑。
シーンは違いますが、冒頭の「のーむーのー!」とか。お前結局何歳なんだよ、と突っ込んでみたり。

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[ 2012/01/13 13:54 ] ライトノベル・小説 | TB(0) | CM(0)

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