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ライトノベル感想『双子と幼なじみの四人殺し』


双子と幼なじみの四人殺し (GA文庫)双子と幼なじみの四人殺し (GA文庫)
(2011/12/16)
森田 陽一

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高校生、菱川迷悟は、双子の少女、新山一縷と朽縷と同居していた。美しい双子に翻弄されながら日常を送っていた迷悟だったが、ある日、三人は学校で飛び降り自殺の現場に遭遇する。その自殺に関して一縷は、突き落としたやつが見えたという。正義感の強い、いや、正義感が強過ぎる迷悟は、事件を傍観することができなかった。―学校のアイドル、グッズ販売、そして交際を賭けた決闘…。愛憎が交錯する事件の果てにあるものは!?第3回GA文庫大賞“奨励賞”受賞の問題作が登場。

今月3冊目。






タイトルと挿絵とあらすじに釣られて購入した。反省も後悔もする気はない。

……んですけど、これは果たしてどう扱ったらいいものか。

まず念頭に置くべきは、これは第3回GA文庫大賞<奨励賞>の作品であり、すなわち作者は新人さんということです。
ラノベの新人さん。私も目指しているところですが、やはりというか何というか、文章だけを見ると既存の作品と遜色ない出来栄えだと思います。
確かに“説明しなくてもいいことまで説明してないだろうか”と思うところも多々ありましたが、この読みやすさと練りこまれた文章は、奨励賞に値するどころか、大賞でも違和感がないほどだと感じました。

その上で、問題の内容について。

いやホント……久しぶりに、どう扱えばいいのか分からない作品と遭遇しました。

タイトルからしてもう内容がアレなのは察しがつくのですが、読んでみれば想像の斜め上を行く“よく分からない何か”でした。
よく分からない、と言っても、内容が理解できないということではありませんし、テーマが常軌を逸している訳でもありません。
内容としては「やや問題アリ……どころか問題しかない主人公&双子(主人公の幼なじみ)の元に舞い込む殺人事件。それに対して3人はどう思いどう行動するか」みたいな感じでしょう。

常識外にあるのは世界観。えー、……何この暴力世界。
いえまあそこまで言うと行き過ぎなんですが、水面下の暴力行為が普通に行われている世界観。これが世紀末状態とか、前にラノベで見た“ヤンキーばっかりの学校”というように、明らかに現代の学校に比べてぶっ飛んだ場所なら一目瞭然なのですが、そういう訳でもなく。普通の学校に見せかけて、暴力沙汰が蔓延っている世界です。

ある意味、この“普通に見せかけて~”を上手く作り込んで物語にするというのは、素晴らしいというか、それだけで1つの成功を収めていると言ってもいいと思いますが、……アレなんですよ。話の内容が、なんというか。後味が最悪というか。

この雰囲気で後味が悪い、けれどバッドエンドじゃない……というのは嫌いじゃありません。
ただ、どう扱えばいいのか分からないだけです。

結果、何をどう語ろうと、“どう扱えばいいのか分からない作品”としか言えない作品でした。
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[ 2012/01/13 13:41 ] ライトノベル・小説 | TB(0) | CM(0)

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