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ライトノベル感想『生徒会の金蘭』


生徒会の金蘭  碧陽学園生徒会黙示録6 (富士見ファンタジア文庫)生徒会の金蘭 碧陽学園生徒会黙示録6 (富士見ファンタジア文庫)
(2011/10/20)
葵 せきな

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「私達は今、とても大切な時期にあります」私立碧陽学園生徒会―そこは、美少女メンバー四人が集う楽園だが、変革を求められる時期が訪れていた。シリーズも終盤へ突入した今だから、出来ることがきっとあるはずだ。さあ「生徒会の一存」の新たな可能性を見つけ出そうじゃないか。失敗を恐れてはいけない、挑戦し続ける勇気が人を成長させる!だから…許して欲しい。中目黒善樹の女装姿を。一瞬「あれ、新キャラ、美少女!?」って思ったあなたも、怒らないで欲しい。そして逃げずに、この本をレジまで。ねっ、お願いします!だって彼、本当にいい奴なんですよ。2年B組編も、ついに決着!?

今月9冊目。

「どうせ表紙がアレだしゲーマーズの表紙差し替え版には期待できないなぁ……」と溜息をつきつつゲーマーズに行ってみると大歓喜表紙でした。よかった。





「金蘭」。

今までの「日常」「月末」「火種」「水際」「木陰」に比べるとあまり使わない言葉ですが、意味を調べてみると、ラン科の多年草という固有名詞の他に、

“非常に親密な交わり。非常に厚い友情。”

という意味があるようです。ということで、非常に内容に合っているタイトル。



外伝最終回……みたいな感じでしょうか。最初の2話がむしろ霞むというか、最後のアレだけで1冊構成してもよくね? とさえ思える1冊でした。

読む前は『生徒会の木陰』の続きだけ、かと思いきや、今まで何度もあった“2年B組編”の総集編というか、「行き着くところに行った話」という感じになっています。
とはいえ、短篇集で続いた話らしさというか、伏線を回収したというより、これまでの過程をまとめた結果こうなった、という感じの話でした。

テイスト的には『生徒会シリーズ』とは毛色の違う、恋愛よりも友情、ギャグよりもシリアスメインの話だったので、少し雰囲気の違いを感じつつも、中目黒善樹の主人公性や人間の二面性、仄かに続いていた恋愛模様の決着がまとめられています。
さらにところどころではシリーズ恒例のギャグが散りばめられていて、ただ読み進めるだけでなく、テンポよく読めたなと私は思います。

いつだったか、外伝で「ギャグからシリアスへの転換がすごい」と述べたことがありますが、それと同じ感覚で、ここまでギャグとシリアスを、物語が崩れない程度に混在しているって本当に凄いことだと思います。
「や ら な い か」には大爆笑した。

その上で、こっそり本編ともリンクしているというか、“本編”と“外伝”の両方に関わってくる椎名深夏が面白いことになっていました。
『金蘭』を読んだ後に、本編の最初の方を読みなおしてください。
リアルに「お前誰だ!?」ってなります。

その中でも一貫してる杉崎は誰よりも主人公だなぁ、と思いつつ、最後に叫んでおきましょう。杉崎最高!
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[ 2011/10/23 21:22 ] ライトノベル・小説 | TB(0) | CM(0)

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