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ライトノベル感想『学園キノ5』


学園キノ 5 (電撃文庫 し 8-35)学園キノ 5 (電撃文庫 し 8-35)
(2011/07/08)
時雨沢 恵一

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これは、謎の正義の味方に変身する腰にモデルガンを下げてちょっと大飯喰らいなだけの普通の女子高生・木乃と、人語を喋るストラップのエルメスが繰り広げる、硝煙反応たっぷりの連射乱射な物語。
今回は「もし高校野球の女子マネージャーが茶子先生の『すぐやる部』を呼んだら」ってお話と、「かなりピンぼけ」ってお話の2本立て!
ふざけているようで、ふざけていません。魅せて笑わせてびっくりさせてちょい感動もある!かもしれません。
そして、この小説は、いつだって元気にフィクションです!


今月7冊目。
まずいの一番に突っ込むべきは、カラー口絵にある「ムスカ眼科」だと思う。






どーしてティーが出てくる度に(いい意味で)鳥肌立つかなぁ、自分……。

さて。サブタイトルからして前巻同様「パクリオマージュかよっ!」とツッコミたくなる作品。私は“呼ぶ”を“読む”とずっと勘違いしていたので、最後まで意味が分からず「ん……?」となり、さっきあらすじを転写している時に「あ、そっちね……」と気づきました。みなさんは最初から分かってらっしゃいましたよね? こんなアホは私だけですよね?

今までの『学園キノ』というと、本編『キノの旅』オマージュを含めた対魔物バトル物でしたが、今回はかなり異色。何を持って魔物と野球をしているのかあんたら……。斬新すぎてもうそれだけで何も言えなくなりました。
エリアスと沙羅(サラ)が再登場したのは個人的に嬉しかったです。エリアスのあのシーンは来るものがありました。

そして何故か感動したのがティー登場場面。2巻でも思いましたが、この子、やたらと来るべきではない時に来て、どういう訳か感動を掻っ攫っていきます。一体どこに感動しているのでしょう私。自分でもいまいち分かっていません。




もう1つ分からないのが「かなりピンぼけ」の方。
『学園キノ』として見るなら、すわ木乃と相対する新キャラかストラップ2号か! と思うのですが、これを『キノの旅』のオマージュとして見た場合……ハテ、この子は何方様ですか? と首を傾げる羽目に。
うーん。10巻以降(以前かもしれませんけど)、こんなキャラいたっけ……。やたらとカメラにこだわる人……うーん。最近の『キノの旅』は2・3回程度しか読んでいないので私が記憶していないだけか?

まあ、8.5話ですし。時間軸的には「もし高校野球の(略)」以降ですし。6巻を待ちますか。



あとは全体的な感想。

3月の震災でよほどショックだったのか、はたまたそれは全く関係なくてそういう気分なのか、今回は文体・あとがき共にかなり落ち着いた物となっています。少なくとも1巻と読み比べてみると「……どうしてこうなった?」と、良くも悪くも思います。

ここからは“『キノの旅』のシリアスを破壊したアホコメディだぜ!”というウリが使えない、1つの『学園キノ』というシリーズとして進むことになるのではないでしょうか。
あるいは、ここらで次は『キノの旅』のオマージュをふんだんに含んでいる、という可能性もナキニシモアラズ。
あとがきを見ていると分かりますが、常に予想斜め上を突っ走る作者さんですから。

もう1つ。パロディに関して。
実はこの作品、某生徒会シリーズ並みにパロディがぎっしり詰め込まれています。……ただし気づかない人は気づかない仕様です。
とりあえず86ページには吹いた。いつかやると思ったよ!
あとは木乃の変身シーン。脳内で「Credens justitiam」(サールヴィーで始まるアレ)が脳内で流れ、「頭から喰ってやるぜ」的な発言でニヤける私は重症としか言いようがありません。しかしそのパロディに期待していたのも事実……。
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[ 2011/07/11 00:00 ] ライトノベル・小説 | TB(0) | CM(0)

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