スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

ライトノベル感想『神様のメモ帳7』


神様のメモ帳 7 (電撃文庫 す 9-15)神様のメモ帳 7 (電撃文庫 す 9-15)
(2011/07/08)
杉井 光

商品詳細を見る

クリスマスが近づき、探偵事務所のそばにあるホームレス公園の改装工事が始まろうとしていた。そんなある日、事務所にやってきた依頼客は、なんと売り出し中のアイドル歌手。子供の頃に失踪した父親そっくりのホームレスをその公園で見かけたのだという。
父親捜しの過程で浮かび上がる、エアガンで武装したホームレス狩り集団。そして、なぜか探偵団を離脱する少佐。
「これは自分ひとりでかたをつける」
やがて――事件が起きる。僕が探偵事務所として体験した中で、最も奇怪なあの事件が……戦慄のニートティーン・ストーリー、第7弾!


今月6冊目。




ふむ……。

ちょっと今回は色々と思うことがあります。
まず今回、メインパーソンとなった少佐。もともとテツや四代目のように「迫力のあるキャラ」ではなく、どちらかというと「事件において裏工作に勤しむ、縁の下の力持ち」であるからか、そこまで迫力のあるシーンはなかったように思えます。
もちろん、後半、主人公の藤島鳴海と対峙するシーンとかは「おおっ」と思えたのですが、なんだろう……今までの事件に比べて、やはり迫力不足だった点は否めません。

今回発生するのは、あらすじにあるように、「最も奇怪な事件」です。サスペンス小説などではありがちといえばありがちですが、このラノベの背景を考え、「普通の人が、好き好んで行っている探偵助手として遭遇する事件」としては相当に異質なものです。
それはいいのですが……その異質さが、どうにも生かしきれていないというか、物語に出てこなかった気が。
個人的には、この事件、1度だけ藤島鳴海が手を引いて欲しかったです。それほどまでに今までとは一線を画す、異常すぎる事件なのですから。

もっともこの意見に対しては、「今まで探偵助手として、アリスの理解者として経験を重ねてきた主人公」という立場から、敢えて「徹頭徹尾、事件に関わる」というのもいいかなとは思います。

ただどっちにしても、もう少し事件の異常性を前に出してほしかった。

そしてキャラについて。依頼人のアイドルさん。ドジっ娘、だと……? 頑張るドジっ娘。いいですねぇ。
……いえ、そんな親父臭い意見を言いたかったのではなく。これに関しては、アイドルというキャラをとても現実的に描いていて、「うわぁ……これはキツイ」と思ったり「そこで一言かける藤島鳴海かっけー!」となったり、色々と思うことがあったので十分よしだったと思います。

何もかも現実に描いてしまうラノベからこそ、輝くキャラかもしれません。アイドルっていうのは。

まあ……今まで外国人関係の、それもマフィアに関わってる人たちがたくさん出てきたので、ちょっと事件の脅威性が少なくなっちゃってるのは否めませんが。そこまで大きくない話、と解釈すれば問題ないのかな?



と、ここまで少しばかり辛辣な意見を述べてみましたが、ここからは好評一色で。

アリス……相変わらずアリスだ(意味不明)。そして妙に鈍感な藤島鳴海、気づいてやれ……ッ! それは「嫉妬」という物だ、嫉妬なんだ……ッ!!
この距離感を心地良く感じる反面、「少しでいいから、少しでいいから進展……っ! せめてキスくらい……っ!」と考えるアンポンタンがここに1人います。

ラストについてはいつも通り。「うわあ、うわあ」となっちゃいました。
「ここにいる」っていう強いメッセージも感動。
相変わらず来るところに来る小説だな畜生!




さて。

8巻が隔月出版。……まさかとは思いますが、こいつ最終巻、あるいは最終巻前編とかじゃありませんよね……。セカンドシーズンを要求するっ! 新キャラは無理でしょうし!
関連記事
スポンサーサイト
[ 2011/07/11 00:00 ] ライトノベル・小説 | TB(0) | CM(0)

コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://darkness3538.blog77.fc2.com/tb.php/1275-4dfbe172











上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。