まず、
泣いた回数を計算してみましょう。古河渚シナリオ:1回
藤林杏シナリオ:2回(2回目、3秒で泣いた伝説の話(大謎
坂上智代シナリオ:1回(5秒で泣いた、伝説には微妙に届かない話(超謎
一ノ瀬ことみシナリオ:0回?
伊吹風子シナリオ:???
(後半10分ほどずーっと泣きっぱなしだったのでカウントが難しい)
宮沢有紀寧シナリオ:1回
藤林椋シナリオ:1回
相楽美佐枝シナリオ:1回
幸村俊夫シナリオ:0回
春原兄妹シナリオ:0回(春原で泣いたら負けだと思った)
柊勝平シナリオ:0回(アンチでごめんなさい)
AFTERSTORY1周目:4回?
(卒業式・誕生編・汐編:花畑・汐編:藤林杏)
AFTERSTORY2周目:0回
AFTERSTORY3周目:2回
合計:13回+2回くらい?
とりあえず、伊吹風子シナリオではどこで泣いたかさえ記憶にないので2回ってことで。
確実なのは、春原が「風子ちゃんも何か~」ってところと、ラストの結婚式のシーンの二箇所ですので。
Kanonで泣いたのは11回なので、実質あまり変わらないんですが・・・・・・これ、
あくまでも「完全に涙を流した回数」をカウントしただけです。潤んだだけを入れればこれの2倍くらい行くでしょうし、切なくなった回数を入れるとどうなるか知りません。
また、涙の質が違いすぎます。少なくとも伊吹風子シナリオの大泣きは生涯初めてですし、藤林杏シナリオでは3秒で泣きました(まだ言うか
とにかく泣けます。ギャグにも感動にも特化してます。
これについては言葉で説明ができません。実際にやってみてください。
CLANNADは結構前のゲームですが、まさに不朽の名作とはこのことを指すのでしょう。また、今年の頭くらいまでAFTERSTORYのアニメをやってましたが、そちらをご覧になるのもいいかと。
ただ、
2つほど話が飛ばされてますが。まあ、1つは後でDVDにて収録されるそうですが・・・・・・もう1つは、人さえ出てこないという。
・・・・・・まあ、いっか(酷い
では、キャラごとの話、そしてAFTERSTORYのレビューを書いて、終わりとさせていただきます。
<古河渚>AFTERSTORYへの通過点ということで、どこか話の質が足りないのは仕方ありません。
そもそも、・・・・・・この人優遇されすぎなんだから、ここくらいちょっと手を抜いても・・・・・・(違います
さしずめ、「プレリュード」ってところですね。
他の人の話にも随分介入してきます。特に伊吹風子シナリオに至っては、古河渚と恋人状態で伊吹風子シナリオを進めることもできます。特異的すぎる。
幸村俊夫シナリオは古河渚シナリオのバッドエンドともとれますし、他の人の話でも、絶対に彼女と関わりを持たないといけません。
古河渚と関わりがなくてもいいのは、藤林杏サイドの人(藤林杏・藤林椋・柊勝平)だけですね。
・・・・・・ああ、一応相楽美佐枝もか。
ということで、この話そのものについては、語る部分が少ないです。
劇のシーンではオッサン最高。つか端から端までオッサン最高。
<藤林杏>言わずともがな、
ラストシーン「Ana」が流れたところで3秒で泣いたという伝説の物語。この物語、そして藤林杏というキャラが好きになりすぎて、これより後に行った一ノ瀬ことみのシナリオがどうにも色褪せて見えてしまったというほどですから私は馬鹿です。
えー・・・・・・ツンデレにもほどがある、じゃないですけど、自己犠牲が大きな柱となる話です。
自己犠牲という行動を取ると、こうも哀しいことになっちゃうというのが切ないです。
特に、雨のシーンでの「好きだけど伝えられないという葛藤」と、ラストの「好きと言っていい」の相反的な部分が、ラストの感動を呼んだのではないでしょうか。
ついでに言うと、テーマソングがあまりに彼女らしいです。これはふうちゃんとゆきねえにも言えますが。
蛇足。アフター作れガチで。
<坂上智代>最初に本物の感動というものを知った話といえます。
ただ、本編がいいように解決しているので、二次創作を受け付けにくいというのと、アフターいるかオイという微妙な葛藤が・・・・・・まだ決着ついてません。
まあ、智代アフターを買う気はないですけど。
基本的にギャグに特化した存在なのではないかと。春原がいるせいで。
ただこの春原陽平という男が後にいいことを言ってくれます。ムカツク(!?)ので紹介してやりませんが。
64HITに大爆笑しました。
<一ノ瀬ことみ>どーしても中の人が乃木坂春香と同じってのが未だに信じられません。
藤林杏より後にやったのが間違えでした。なんだか色褪せて見えちゃう今日この頃。
涙腺爆破曲「Ana」も流れないし・・・・・・
でも、いい話だと思いますよ。仲間の大切さが痛感できる話です。
アニメ版古河渚シナリオとどこか似た感じの物語ですね。
<伊吹風子>10分間泣き続けるという稀な経験をしたお話。後にも先にも1回きりだと思います。悪戯がギャグパートを押し出してますが、存在が消滅し始めてからはとんでもなくシリアス一直線です。
春原の「風子ちゃんも何か~」という部分ではガチで目を見開きました。不意打ちって奴ですか、ええそうですか。春原の癖に(そろそろ認めましょう
「Ana」が一番似合ってる話。それにしては流れるタイミングが微妙に遅かったりしましたが、まあこれはこれでいいか。メインがどこにあるかというのを抑えてある、面白い話だと思います。
ただ、AFTERSTORYを見た後だと、どう考えればいいのか分からない話です。
<宮沢有紀寧>説明書の嘘付きは何なんですか?
感動よりもほのぼのが大きい話。最初から最後までほのぼのしてる、いい話です。
ただその分、キャラよりも物語が強かったかな・・・・・・割と最初の方にやったので、勝手にそう感じてるだけかもしれませんけど。
もっとも、それにしては宮沢有紀寧というキャラ(とりあえず私はゆきねえと呼んでます)が面白い持ち味を出してます。
まさに小型佐祐理さんそれがまた、物語を彩ってるのではないでしょうか。
ところで、体育館倉庫イベントが面白い。藤林杏でやってみましたが、どうせならそのままフラグ立てちゃえよ(無責任な
<春原兄妹>春原芽衣ってある意味レアキャラ? 説明書にもないし。
どこからどう考えればいいか分からない話ですが、春原にもいい面があるということで一件落着。
そしてオチで大爆笑。
あと便座カバー。
<幸村俊夫>涙を流すほどではありませんでしたが、もう少し突っ込んで話を続けてみれば泣けたかも?
これもほのぼのとしてとてもいい話だと思いましたが、短すぎてなんとも・・・・・・
<藤林椋> &
<柊勝平>藤林椋シナリオを藤林杏より先にやったのは大正解でしたが柊勝平より前にやったのは大失敗でした。
それのせいで柊勝平シナリオで涙流すどころかなんか違うだろと思ってしまい、本当に違うのはこっちの話だということにようやく気付く。
そしてある意味では、「藤林椋シナリオは藤林杏シナリオのバッドエンドである」という説は正しいのかもしれません。・・・・・・ちょっと悲しい物言いですが、藤林杏シナリオがあまりに秀逸すぎるんですって。
まあ、柊勝平シナリオも、はたから見ればいい話なんですけどねぇ・・・・・・
AFTERSTORY1周目後半が泣きすぎた。ある意味3周目のTrue Endよりも泣けてるかもしれない。
それでも、3周目エンディングでの泣きっぷりは、藤林杏・伊吹風子シナリオと同等のものかもしれないが。
成長物語、とも考えられますし、日常物語、とも考えられます。
ある意味では「町」というものを視点において、例え誰が何を考えても物語は進行するという「変化」を描いているようにも感じられます。
もし作者がそれを意識しているのであれば、それはしっかり伝わってると思います。
そして、ここまでの光の玉が3周目のハッピーへと繋げたという、別の観点から見ればメタ的要素と感じられる部分も、プレイヤー側の成長を促すものと考えることもできますし、また、岡崎朋也の成長と考えることもできます。
色々な考えができるAFTERSTORYですが、何よりもまず、岡崎朋也の成長ぷりが好きです。
そして、「町は家族」という言葉。
そう、大きい大きい家族。ある意味では共通テーマでありながらも片隅にしか置かれていない存在。
最後に出したのは、いいと思います。
・・・・・・ただなぁ。
このゲーム、学園編で既に素晴らしい物語の集まりなので、これが特別とは言えないところです。
あくまで、「いい話」です。人を泣かせるにはちょうどいいかと。